札幌市西区で、あなたの「コマッタ」を「ヨカッタ」に変えるアイドウです。
あなたは、タバコがどこから来たものか、ご存じだろうか。
清博美・谷田有史 共著「江戸川柳で読み解くたばこ」によると、世界的には、コロンブスの新大陸到達を機にヨーロッパ大陸に伝えられたそうだ。
日本に伝来したのは16世紀末、南蛮貿易を通してだった。
ところがヨーロッパでは、葉巻、パイプ、紙巻きたばこが普及したのに対し、日本では、江戸の260年間ひたすらに刻みタバコを煙管(キセル)で吸い続けてきた。
輸入したものをそのまま導入するのではなく、ちょっと捻ってアレンジを加えるのが日本風、と言うことなのだろうか。
ともあれ、日本では独自の喫煙文化があったのは間違いないようだ。
それと同時に、葉タバコの栽培も全国的に広まっていき、高級なものから安価なものまで様々に栽培されるようになった。
最初は、米穀年貢の減収を危惧して、タバコ栽培の禁令を出していた幕府も、徳川吉宗の時代になるとそれも出されなくなり、農家にとって大切な収入源となっていたようだ。
タバコ文化普及の影響は、農家だけではない。
キセルや、たばこ入れ、たばこ盆と言った小道具が考案され、それに伴う商いも拡大していった。
また、流通経路として、タバコ農家から葉タバコを買い入れ、加工し、小売り見世に販売するタバコ問屋も現れた。
面白いのは、タバコ問屋が買い入れた葉タバコを刻む下請け職人がいた事である。
この職人を「賃粉切」と言う。
下請けに出すほどとは、どれだけ大量に刻んでいたのか。
何でも仕事になるものだね。
そして、賃料をもらって葉タバコを刻むことから来た名称・・・とは言え、音にすると「ちんこきり」
何やら不穏な名称である。
「賃粉切なら怖いよと頑是無さ」の川柳で紹介されているように、子供に「ちんこを切られては大変」と言う誤解も招く。
「悪い子は、賃粉切に刻んでもらうよ」とでも脅されていたのかもしれない。
怖い怖い(笑)
さて、もう一つ。
タバコ屋と言えば、忠臣蔵でおなじみの赤穂浪士の一人、間十次郎光興が扮装して吉良邸に出入りしていた。
吉良邸の者も、まさかタバコ屋が討ち入ってくるとは思わなかっただろう。
「たばこ屋じゃないかと言うと袈裟に斬り」
ビックリなんてもんじゃないね。
怖い怖い(笑)
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