皆様ご存じのように、1年365日何らかの記念日です。
だいたい何の記念日でなくても、勝手に記念日は増えていきます。
初デート記念日とか初手つなぎ記念日とか。とか。とか。
がん細胞の如く、無限大に増殖しますが、認知されるのは結構難しい。
という訳で11月8日。
ウィキペディアによると、「いい(11)おっぱい(08)の日」らしいです。
一瞬で心惹かれましたが、あまりに不埒だったせいか、まったく認知されてません(苦笑)
実は記念日について、登録・認定する「一般社団法人 日本記念日協会」と言う団体があります。
かつては登録されていたのでしょうが、今は確認できません。
記念日をつくってみたけど…と言うことでしょうかね。
記念日も栄枯盛衰。今は昔のものがたり。
さて、まあ、そんな哀しい「おっぱいの日」はともかく、勝ち組記念日としては「いい(11)刃(8)の日」もとい「刃物の日」です。
刃物で有名な岐阜県関市の刃物産業連合会を中心に、新潟三条庖丁連・堺刃物商工業協同組合連合会などの提案で制定されました。
語呂が良かった、だけではなく、もともと旧暦11月8日頃に行われていた「ふいご祭り」も制定された理由の一つ。
「ふいご」と言うのは、火を起こすときに空気を送るための道具で、鋳物・鍛冶屋さんや刀工さんなどが使用していました。
昔の映画とかで見たことないですか?
刀を焼いてトンテンカンと打ち付ける光景…そう、刃物をつくるのに火は必須。
「ふいご」と「刃物」も、切っても切れぬなさぬ仲(違)
と言うご縁から制定された模様です。
そしてもう一つ。
関市で「刃物の日」に行われているのが「刃物供養祭」
破損したり錆びたり、もう使わない、お役目を終えた刃物に感謝をして、ご供養をし、後にリサイクルに回しているそうです。
素晴らしい慣習ですね。
「刃物の日」にメンテナンスするのも、良いかもしれません(^▽^)/ →刃物研ぎの丁研さんはおススメ♥です
ちなみに、札幌には庖丁塚記念碑と言うのがありますが、こちらは調理師団体が建立した記念碑。
刃物供養をしているかどうかは不明です。
日本語には「始末をつける」や「終わりよければ総てよし」「立つ鳥跡を濁さず」と言った「終わり方」のことわざが多々あります。
長年お世話になった道具たちにも、いつかの日には美しい終わりを迎えさせてあげたいなあ。と思った「いい刃物の日」でした(^▽^)/
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