【コラム】輝かせ、その照り返しを受けたとき、最も美しく輝く。黒子の美学。

歌舞伎の舞台で輝きを放つ、花形の役者。

卓越した演技力と、洗練された所作。ここぞの場面で大見得を切り、多くの観衆の心を鷲掴みする。遥か昔から続く、日本の伝統芸能。

その背後には必ず、表舞台で躍動する役者さんを支える「黒子」がいました。

 

 

極めて日本人らしい考え方だな、と思います。

歌舞伎の公演を最高の質でお届けするために不可欠な存在ではあるものの、決して表に出て目立つことがあってはいけない。その役割を果たす者として覚悟を決め、全身に真っ黒な衣装を身にまとい、顔の前にも黒色の布を垂らし、極限まで”個”を隠す。

無粋なことを言ってしまえば、「黒子(黒衣-くろこ)」と呼ばれたその人たちが、目に見えないことはありません。確かに、舞台の上に真っ黒な姿でいることを目で確認することはできます。

ただ、それでも”目に見えない、存在感がないもの”になりきるためにベストを尽くし、観客の側も”見えないもの”として自然に受け入れている。

 

……でも、それで良いのです。

「黒子(黒衣)」は、概念。目に見えずとも、確かにその場にいて仕事を果たしていると認識され、そこから生まれれる信頼感や安心感で役割としての地位を確立させている。そして、当人たちも「表舞台の役者を輝かせる」というミッションに徹することにベストを尽くし、誇りを持っている。

これこそが、「黒子(黒衣)」の美学だと思うのです。

 

 

日々のお仕事をさせていただく中で、思うのです。当社も、「黒子」であると。

 

私たちは、お客さまの「本当に欲しかったもの」をオーダーメイドでお作りし、お客さまの事業が、生活が、より良く豊かになるように作品の製作を行っています。

決して、私たち自身が目立つ必要はありません。ご依頼をいただく全ての方が輝き、喜んでくださること。その機会が増えれば増えるほど、照り返しで私たちも輝くことができます。

 

 

私たちは、これからもお客さんを輝かせるためにベストを尽くします。

黒よりもっと目立たない、透明なプラスチックに想いを込めて。

 

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株式会社アイドウ みんテレ UHB 飛沫防止パネル プラスチック加工

当社代表金田が、2021年6月8日UHB様「みんテレ」にインタビュー出演しました!

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