【コラム】飛沫防止パネルよ、アフターコロナはどこへ行く?―プラスチック加工業者として、今考えること

忘れもしません。昨年の4月15日。

長年お世話になっている商社の営業担当さんから飛び込んで来た、予想もしなかった内容の電話。

 

「800枚!急ぎでお願いします!!」

「全店分2300枚!ゴールデンウィーク前に行けますか?」

 

今、困っている人たちのために。

 

その想いで休日を返上し、朝も夜も社員総出で必死に、でも1枚1枚丁寧にお作りした「飛沫防止パネル」。あの日から今日に至るまで、ゆうに2万枚を超えるパネルが札幌市西区西野のアイドウから旅立って行きました。

……もしかしたら、皆さんが今日お買い物に訪れたあのお店や、手続きで訪れたあの窓口で、お目にかかっているかもしれません。

 

株式会社アイドウ プラスチック加工 飛沫防止パーテーション コロナ 札幌

 

有り難いことに、緊急事態宣言が解除された今週以降もたくさんのご注文、納品予定があります。

ただ今後、ワクチンの接種が進み、人々の生活において「マスク」が必需品ではなくなり、”元通りの生活”を取り戻したとき……今この瞬間のスタンダードである飛沫防止パネルは、人々からどう扱われるでしょうか。

 

その答えは、誰にもわかりません。

防犯対策やデザインの機能を買って設置を続けるところもあれば、「邪魔だから」と早々に撤去してしまうところもあると思います。

 

それで良いのだと思います。

 

【コラム】飛沫感染対策は、お客様への「愛」の現れ。アイドウはそのお手伝いをします

 

人は、飛沫防止パネルが欲しくて買うのではありません。

大切な人とマスク無しで笑い合って、安心して楽しく過ごせる。そのかけがえのない時間を手に入れるために、飛沫防止パネルを買うのです。

 

当社の飛沫防止パネルに対する考え方は、一貫して変わっていません。

だからこそ、それで良いのだと思うのです。

 

 

何度も書いている通り、これから先どうなるかはわかりません。

ただ一方で、もしも飛沫防止パネルが「不要」とされる世界になったときに、そのパネルをどう扱うかについては事前に考えておく必要があるはずです。

 

プラスチックは、捨ててしまえば「プラスチックごみ」になってしまいます。

でも、捨てなければ「ごみ」にはなりません。

 

【コラム】プラスチックも、捨てなければゴミにならない。ならば私たちは……

 

この世の飛沫防止パネルの多くが「不要」と判断されたとき、そのアクリルの板のことをどんな存在として捉え、そしてどう活かすか。

プラスチック加工を行う者としての”在り方”と、覚悟が問われるフェーズが必ず訪れると考えています。

 

まだ具体的な手法は決まっていませんが、当社は役目を終えた飛沫防止パネルが2度目の輝きを放てるよう、いつ訪れるかわからない”その時”に備え始めています。そのときには、ぜひお世話になっている皆さまにもご協力をいただきたいと思っています。

使い終えた飛沫防止パネルをごみにせず、誰かの役に立つものにする。

 

それはきっと、そのときにみんなにとっての「本当に欲しかったもの」になるはずだから。

 

 

☆お知らせ

株式会社アイドウ みんテレ UHB 飛沫防止パネル プラスチック加工

当社代表金田が、2021年6月8日UHB様「みんテレ」にインタビュー出演しました!

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